うつ病の原因・治療・入院

うつ病とは

 

 

 

人はいつも元気ではありません。仕事のミスや失恋、家庭問題などほんの些細なことで落ち込んだり、傷ついたりしています。


しかし、たいていの場合、人は数日もすると回復して、また「がんばろう」と思えることができます。ところが、いつまでも気持ちが沈んだままで元気になれないことがあります。この状態が2週間も続けば「うつ病」なのです。
うつ病は辛い病気であることは事実ですが、この辛い気持ちが回りの人には理解されないことが多いようです。この理解されないことも、うつ病をもっと悪くしてしまっています。


うつ病の人が経験する暗い気持ちには、光が差すことがありません。夜は永遠に続くのです。励ましやなぐさめは空々しく感じられ、逆に絶望感を募らせるばかりです。うつ病の悲しみはふつうとは質の違うものです。うつ病になると回りの理解も得られにくいので孤独感にも苛まれます。


しかし、うつ病は病気です。きちんと治療すれば治る病気ですので、自分が「うつ病かな」と思ったら精神科のお医者さんに診てもらいましょう。